BSAC P.P. とは

海洋環境保護こそ私たちの使命

 昨今、地球温暖化や異常気象など環境問題は人類の生存に関わる問題として国際社会で大きく取り扱われています。1992年、世界155カ国が署名した国連気候変動枠組条約の締結を経て、1997年、COP3にて温室効果ガスの削減目標を定める「京都議定書」が採択されてから、地球全体の問題として環境への配慮が叫ばれてきました。

 こうした地球環境についての議論の中でもサンゴ礁の大規模な白化現象は、由々しい問題として世界的に認識されています。その現象の発生原因は複数あるものの、地球温暖化などによる海中環境の変化や乱開発、陸地から流れ出る汚染物質などに起因するとも考えられています。またサンゴ礁の白化現象にともなって、サンゴ礁を取り巻く生態系への影響とその経済的な損失についてもその問題性が大きく取り沙汰されています。私たちは、長年に渡り、仕事や遊びのフィールドとして海と接してきました。ここ数年、そのフィールドが危機的な状況を目の当たりにし、慄然とさせられます。

 BSACは、単にスキューバダイビングの普及に留まらず、海洋環境保護という重要な使命をもっています。これは、BSAC設立以来の理念であり、私たちは、現在の地球環境の保全に強い責任を感じております。とりわけ海中環境については、ダイバーの専門分野であり、海の限りない恵みを次世代に引き継ぐためにも、私たちが率先して行動することが私たちの使命であると考えます。

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